肌のバリアー機能
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異物の侵入を防ぐ肌のバリアー機能
- 肌のバリアー機能とは
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肌のバリアー機能とは、肌外部から体内への異物の侵入を防ぐ機能のことです。
- 基本的なバリアー機能
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肌のしくみにおいて、肌外部からのバリアーとして主にはたらいているのが、いちばん外側にある角質層です。
角質層は、水分の少ない乾いた細胞が10層から15層ほど積み重なって形成され、固くて丈夫な層になっています。
角質層の表面は、体内から分泌された皮脂で覆われて、これが基本的なバリアー機能となっています。また、角質層には、ケラチンという固いたんぱく質や、セラミドと呼ばれる角質細胞間脂質が多く含まれていて、これらも肌外部からの異物の侵入を防ぐバリアーとなっています。
- 水溶性異物と油溶性異物
外部からの異物には、水に溶ける異物(水溶性異物)と、油に溶ける異物(油溶性異物)があります。
- 水溶性異物の侵入
水溶性異物の侵入は、まず皮脂と角質細胞間脂質(セラミド)が防ぎます。次に脂質が多い顆粒細胞層が防ぎ、さらに基底細胞層も防ぎます。 表皮には脂質が多いため、水溶性物質は弾きやすいのです。
- 油溶性異物の侵入
油溶性異物の侵入は、まず角質細胞間脂質(セラミド)に溶け込ませて防ぎ、さらに角質層深部にある貯留槽でたんぱく質と結合させて防ぎます。
角質層が油溶性異物の保管庫になるのです。- ターンオーバーと異物の排泄
ターンオーバーで、顆粒細胞に角質細胞が押し上げられるとき、異物も肌のいちばん表面まで押し上げられ、はがれ落ちていきます。
このターンオーバーという排泄作用も重要なバリアー機能のうちの一つです。- 表皮の脂質と合成界面活性剤
こんなふうに肌バリアーは、主に表皮の脂質が重要な役目を果たしています。
この脂質を流失させるのが合成界面活性剤で、合成界面活性剤が含まれる化粧品やシャンプーを常用すれば、表皮は脂質を失ってバリアー機能が壊れてしまいます。
すると、皮膚内の水分が蒸発して乾燥肌になり、やがて、シミやしわができてしまうのです。
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